朝倉

　　～　醸造化の夢　麹ウイスキー　～

今回は、前回ご紹介した福岡県朝倉にある「株式会社篠崎」さんが製造している「朝倉」を、ご紹介します！！

麹ウイスキーとは何かも、合わせて解説していきますので、是非最後までお付き合いください！！

朝倉

朝倉の成分表です

朝倉　なぜリキュール記載なのか

ここまで、麹ウイスキーと紹介している朝倉は、現代の日本の酒税法では、（樫樽熟成）麦焼酎に分類されます。それなのになぜ、リキュール記載なのでしょうか？？

そこには、「篠崎」さんの熱い思いがありました

朝倉のような、長期間、樫樽で熟成される麦焼酎は、樽から出したときには、綺麗な琥珀色なんだそうですが、現在の制度上、焼酎には、色味の制限があります。焼酎として販売するには、ろ過して色を調整しなければなりません。

しかし、ろ過を行えば、お察しの通り、樫樽の香りと、味が失われてしまいます…

そのため、あえて、色味制限のないリキュールとして朝倉を発売しています。

麹ウイスキーの歴史

麹ウイスキー朝倉の歴史は、１００年以上にも前に遡ります！！

日本のウイスキーの父とも呼ばれる竹鶴政孝がスコットランドへ行くよりも更に３０年ほど前、「高峰譲吉博士」がアメリカに渡り、ある挑戦を行いました。

それが、麴ウイスキーです！！

博士の母方の家業は、日本酒製造業であったため、博士は、麹の力をよく知っていました。

そこで博士は、ウイスキー造りで、本来使われる麦芽ではなく、麹を使ったウイスキー製作を試みます。麹を使ったウイスキーは、それは良い評判だったそうです！！

しかし、伝統に挑戦することは、反発も多く、様々な諍いに巻き込まれ、アメリカで麹ウイスキーが定着することはありませんでした。

そこから時が流れ、現在から約４０年前博士の夢を実現させるべく、「株式会社篠崎」さんが、麹を使った麦焼酎の製造を始めました。

それから１５年後、麦焼酎を樽で熟成させた、長期樫樽熟成麦焼酎を完成させました！！

そのお酒こそが、「朝倉」です！！

朝倉　味の感想

朝倉を早速飲んでみました、まぁしょっちゅう飲んでいるのですが( ´∀｀ )

香りは、甘みのある麦の香りと、程よい樽の香りがあり、よく合っています。

味わいは、口に入れると、しっかりとした麦の香りが口いっぱいに広がります。

柔らかい口当たりで、飲みやすいいですが、原酒ということもあり結構な重みがあります。

口に含むと、麦の香りが通った後に、樽の香りが、ふんわりとやってきます！！

ジャパニーズウイスキーと言っても過言ではないです！！

朝倉おススメの飲み方

朝倉のおススメの飲み方をご紹介します！！

初めて朝倉を飲む方なら、まずはストレートで朝倉のスモーキーな香りを楽しんで見てください！！

そのあとは、氷を入れてロックでちびちび飲むのがおススメです！！

氷と合わさると、冷えてキツさが軽くなるので、更に飲みやすくなりスイスイ楽しめます！！

このロックや、ストレートは、いろいろな方がおススメされているので、まず外れはないでしょう！

私自身は、もちろんストレートや、ロックも飲むのですが、朝倉をソーダで割って、朝倉ハイボールにして飲むことも多いです！！勿体ない！！とか言われる方も多いかとは思いますが、思いのほか、

この朝倉ハイボール美味しいんです！！

朝倉の香りがソーダの爽快感と合わさり、清々しい気分に連れて行ってくれます！！

コツは、薄くしすぎないこと！！たっぷりの氷に朝倉3.5，ソーダ６.5でお試しください！！

朝倉に合う料理

ここでは、朝倉に合う料理をご紹介します！！

正直「朝倉」は、どんな料理も合うのではないでしょうか( ´∀｀ )

先ほど、ご紹介した朝倉ハイボールは、王道に唐揚げが最高に美味しいです(笑)

ストレートやロックで飲む際は、よくベーコンを使った炒め物を合わせます！！個人的にですが、朝倉と、ベーコンの相性は最高だと思います！！

写真は、ベーコンとアスパラガスの塩コショウ炒めです！！

ベーコンの塩味、アスパラの食感、朝倉の香りが合わさって幸せでした！！簡単に作ることができるので、是非お試しください！！

まとめ

今回は、「朝倉」をご紹介しました！

麹ウイスキーの歴史を知ったうえで「朝倉」を飲むと、より楽しめると思います！！

高峰譲吉博士が作った麹ウイスキーめっちゃ飲んでみたいですね( ´∀｀ )

その遺志を継ぎ「朝倉」をあえてリキュールで販売した、「篠崎」さんには、感謝しかありません。

「朝倉」は、樽ごとに個体差があり、味が違うみたいなので、いつか飲み比べをしたいですね(笑)

「篠崎」さんには、朝倉以外にも、長期熟成麦焼酎の「千年の眠り」や、日本酒「比良松」などの、魅力的なお酒がたくさんあるので、、是非「朝倉」と一緒に楽しんでみてください！！

それでは乾杯🍻

最後まで読んでいただきありがとうございます。

YouTube宅飲みどりも、どうぞ宜しくお願いしますm(__)m